最近のきららの表紙の話
僕が読んでるまんがタイムきららMAXとキャラットなんですが、ここ1、2年くらいで未アニメ化作品に表紙を渡す機会が増えてきたように感じました。
それそのものは勿論喜ばしい事なんですが、今回はそこではなく表紙のデザインについての話です。
作品として表紙になるのが一回目であるからというのもあるとは思うのですが、作品の特色を前面に押し出しているなあと感じました。
それを感じたきっかけになったのは先月発売されたキャラット2020年9月号です。紡ぐ乙女と大正の月(ちうね先生作)という作品が表紙に選ばれているのですが、タイトルのフォントや全体的な色合いに加えて芳文社の文字が右から左向きに書かれている(芸が細かい!)のが印象に残りました。
(直接画像を貼るのが大丈夫なのか分からないので下記のリンクを参照してください)
そこでふと思い立ってここ最近の表紙を改めて見たんですが、表紙に何度も選ばれている作品ってそのキャラクターに季節感などの一要素をプラスした絵なのに対して、初表紙の作品の場合は装丁も含めて作品の雰囲気が前面に押し出されているという感じがしました。
先月とか先々月のMAXの表紙とかが分かりやすい例だと思います。
まあ別に同じ作品ばっか表紙にするな!みたいな過激派発言がしたい訳ではなく、たまにそういう表紙の月があると同系統の雑誌の中でも目立てると思うので興味を持ってくれる人も増えるんじゃないかなあ、という話です。
これを書いている翌日はまんがタイムきららMAXの発売日なんですが、僕の好きな相崎うたう先生の新作が載るので楽しみにしています。